2019年 第22回 全国高校生 設計アイデアコンテスト

テーマ:「街のオブジェ~身近な健康維持のために」

結果発表

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催もあり、運動と健康が維持できる街のオブジェながら、身近で健康を維持できる運動装置の提案が課題であった。審査は、建築学コースの教員・学生が1人3作品を選定して投票し、一定の得票数以上を第一次審査通過作品とし、第二次審査は10月21日(月)に行われた。慎重に審議を進めた結果、特に優れた1作品を最優秀賞、2作品を優秀賞として選考し、5作品を入賞とした。

これら受賞作品は本学「造大祭」において、7号館渡り廊下において、掲示させていただきます。


 

最優秀賞:

  • 長崎県立長崎工業高等学校3年 川上 千尋さん
  • 講評:昼夜によって形が変わり、照明としても機能することが面白い。プレゼンテーションの構成や人物の書き方も評価を受けた。

 



 

優秀賞:

  • 静岡県立浜松工業高等学校1年 牧野 楓さん
  • 講評:形が与える心理的効果に着目して考えたこと、コミュニケーションツールとしてのオブジェの提案が評価された。

 



 

優秀賞:

  • 静岡県立科学技術高等学校1年 沖山 暖和さん
  • 講評:長崎湾に沿ってオブジェクトを並べるというシークエンス的効果を狙った提案が評価を受けた。

 


 

入賞:

  • 静岡県立科学技術高等学校1年 塚本 知花さん
  • 静岡県立科学技術高等学校1年 吉田 ひかりさん
  • 京都市立京都工学院高等学校3年 宮本 葵成さん
  • 京都市立京都工学院高等学校3年 大道 彩音さん
  • 兵庫県立豊岡総合高等学校3年 井垣 響介さん

 


テーマ:「街のオブジェ~身近な健康維持のために」

募集内容

今年度のテーマは「街のオブジェ~身近な健康維持のために」とします。
来年、2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。1964年の東京オリンピック開催後は、運動志向が高まり、各地にスポーツ施設が整備され、クラブ活動が盛んになりました。来年のオリンピックも、多くの人がスポーツに親しみ、運動習慣を身につけるきっかけになると期待されます。それは、平均寿命が男性81歳、女性87歳、平均年齢が46歳と、いずれも世界3位以内の高位を保つこの国の状況において、身近で健康を維持できる必要性からも期待されることです。
そこで、今回は、街のオブジェながら、身近で健康を維持できる運動装置を提案してください。大きさは、1辺3mの立方体に収まる大きさとし、屋根や壁はなくてもよいとします。運動できる機能を備えながら、街のオブジェとしても成立する。それが街のあちこちに置かれて、運動と健康が維持できる。そんな提案を待っています。


◆応募資格・応募規定
(1)応募資格 高校生(2019年度、高校在学の方)
(2)質疑応答 応募要項にない点は、すべて応募者の判断によるものとし、質疑応答は行いません。
(3)提出物  A3版のケント紙またはこれに類する厚紙用紙1枚(縦使い)にまとめて下さい。
(4)内 容  
・提案アイデアを視覚的な表現(文章、図面、スケッチ、CG、模型写真など)で示してください。
・提出物は原図として下さい(カラーコピーなどによる複製品は不可)。
・提出物の表側には応募者の所属学校名、氏名などを記入してはいけません。
・応募用紙に学校名、住所、氏名等を記入し提出図面の裏側に貼り付けて下さい。
(応募用紙は下部を印刷してください)
・入選作品の著作権は長崎総合科学大学に帰属し、応募作品は返却しません。

◆審査員  
審査委員長:橋本彼路子(建築家、長崎総合科学大学工学部工学科建築学コース教授)
審査員:建築学コース教員

◆応募締切   
2019年10月11日(金)消印有効

◆応募先    
〒851-0193 長崎市網場町536番地
長崎総合科学大学工学部 建築学コース 設計アイデアコンテスト係
TEL 095-838-3249 FAX 095-830-1281(建築学コース事務室)

◆賞     
最優秀賞(1名) 賞状、副賞(1万円分図書カード)+「特待生B」出願資格
優秀賞 (2名) 賞状、副賞(5千円分図書カード)+「特待生B」出願資格
入 賞 (最大5名) 賞状、副賞(3千円分図書カード)

◆発表 10月中旬に本学ホームページでの発表。受賞者には直接ご連絡を差し上げます。

 
 


応募用紙


 
 

2018年 第21回 全国高校生 設計アイデアコンテスト

テーマ:「異文化理解 -新しい出島-」

結果発表

これら受賞作品は本学「造大祭(11月23日)」において、7号館渡り廊下において、11月22日以降掲示させていただきます。


 

最優秀賞:

  • 三重県立四日市工業高等学校3年 森 彩乃さん 指導:杉田 有紀先生
  • 作品名:光こそ共通
    寸評:異なる宗教を、対象とした空間に対して個々に、また全体として一つにまとめ上げるという大胆な発想で構成しており、主旨に沿った提案がなされている。かつそれぞれの小空間は流線型のデザインを施し、全体の統一を図るという工夫がなされていた。加えて全体の表現技術も高く丁寧に作成されており、高く評価される。


優秀賞:

□静岡県立科学技術高等学校1年 村松 美緒さん 指導:杉山 諭先生
作品名:world×drink
 
□長崎県立佐世保工業高等学校2年 藤村 みのり さん 指導:福田 顕先生
作品名:♯建築文化


入賞:

□静岡県立科学技術高等学校1年 中山 采海さん 指導:杉山 諭先生
作品名:Clothing culture lead
 
□長崎県立佐世保工業高等学校2年 木山 克希さん 指導:  福田 顕先生
作品名:アスレチックまんが図書館
 
□京都市立京都工学院高等学校2年 轟 瑛二さん 指導:下原 拓也先生
作品名:稲佐山の花見と洞窟
 
□静岡県立浜松工業高等学校1年 冨田 勇樹人さん 指導:藤井 邦光先生
作品名:自由な空間
 
□京都府立宮津高等学校3年 文珠 優花さん 指導:小谷 保雄先生
作品名:~からすみサミット~ in長崎

審査経緯:

今回のテーマは、諸外国から大勢の学生が日本に来ている状況から、学生時代における外国の人との深い触れ合いを通じて異文化を理解することができる「異文化理解 -新しい出島-」を課題として設定しました。その結果、全国6校30名の応募をいただきました。ありがとうございました。
応募のあった作品を見ると、民族衣装や例えばお茶などの各地域の文化を通じて異文化を理解するという多面的なアプローチから取り組まれていることが伝わってきました。
審査は、建築学コースの教員・学生の投票を通じて、入賞に相応しい候補作品を選定し、慎重な審査のもと、特に優れた1作品を最優秀賞、2作品を優秀賞としました。残る作品の中から入賞5作品を選びました。

 

テーマ:「異文化理解 -新しい出島-」

募集内容

今年度のテーマは「異文化理解 -新しい出島-」とします。
1543年のポルトガル人漂着後、日本にキリスト教が伝えられました。鎖国政策の時には、長崎の出島は日本で唯一西洋に開かれていた貿易の窓口となり、ここでの触れ合いを通して西欧の技術や文化を学んでいきました。
今、諸外国から日本の文化に触れることを目的に大勢の観光客が来日するようになりました。また特にアジアから大勢の大学生が日本の文化や技術を学ぶために、日本の大学に来ています。加えて日本人も外国の人と仕事をすることが増えており、学生時代における外国の人との深い触れ合いが求められています。
外国人や日本人がそれぞれを理解するためには、相手の文化や精神性に基づく視点や考え方を相互に知ることが必要不可欠です。
そこで、大学内のスペース(下記計画エリア)を使って外国から来た学生と自然に触れ合うことができる仕掛けを考え、相互に理解し合える「場」を提案してください。そこではスマートフォン上でのSNSでは得られない、感情を持つ人と人が直接触れ合いながら醸造される何かが作り出されると考えます。
異文化を理解しあうとはどういうことなのか。またそれはどういう意味を持つのかを考えた上で、今回提案する「場・仕掛け」が日本と外国の学生の両方の文化の相互理解にどのように影響するのかを説明してください。提案に際しては、仕掛けによる「場」への学生のいざない、「場」による日常での自然な触れ合いを醸成する仕組みを中心に据えてください。特別な「時」を用いた触れ合いも期待します。この「場・仕掛け」を使うことで留学生のみならず、日本の学生も異文化に対して深い造詣を得られるように配慮してください。期待しています。

◆計画エリア
 敷地は本学グリーンヒルキャンパス内 本館2階 学生談話室(食堂に隣接)とします。昼食に来る学生のみならず休憩する学生を積極的にいざない、より深い触れ合いを可能にする内容を考慮してください。
◆応募資格・応募規定

応募資格 高校生(平成30年度、高校在学の方)
質疑応答 応募要項にない点は、すべて応募者の判断によるものとし、質疑応答は行いません。
提出物  A3版のケント紙またはこれに類する厚紙用紙1枚(縦・横自由)にまとめて下さい。

◆内 容
本コンテストは、アイデアコンテストです。各自の豊かな発想を様々な表現方法で表現することが可能です。意図、考え方を表すものを、文章や図式などを用いて表現してください。
また、その場が人と人との触れ合いに作用している様子を視覚的かつ具体的に表現してください(図面またはスケッチ、CG、模型写真など)。
提出物は原図として下さい(カラーコピーなどによる複製品は不可とします)。
提出物の表側には応募者の所属学校名、氏名などを記入してはいけません。
応募用紙(下部を印刷して利用してください。)に学校名、住所、氏名等を記入し提出図面の裏側に貼り付けて下さい。
入選作品の著作権は長崎総合科学大学に帰属し、応募作品は返却しません。

  
◆審査員
審査委員長:薄 達哉(長崎総合科学大学工学部工学科建築学コース教授・コース長)
審査員:建築学コース教員
◆応募締切
平成30年10月9日(火)消印有効
◆応募先
〒851−0193 長崎市網場町536番地
長崎総合科学大学工学部 建築学コース 設計アイデアコンテスト係
TEL 095−838−3249 FAX 095−830−1281(建築学コース事務室)
◆賞
最優秀賞(1名)   賞状、副賞(1万円分図書カード)+「特待生B」出願資格
優秀賞 (2名)   賞状、副賞(5千円分図書カード)+「特待生B」出願資格
入賞  (最大5名) 賞状、副賞(3千円分図書カード)
◆発表
10月中旬に本学ホームページでの発表。受賞者には直接ご連絡を差し上げます。
◆応募用紙


 
 

◆計画エリアについて
計画エリアは、下図の学生談話室になります。記載されている寸法以外は自由に設定してください。昼食時の学生の動きと、写真を図中に示します。なお、写真では写真⑦の左側にブースがありますが、これは無いものとします。


 
 



 
 



 
 



 
 



 
 



 
 

2016年 第19回 全国高校生 設計アイデアコンテスト

テーマ:「家庭における災害備蓄ポータブルパッケージ」

結果発表


 

最優秀賞:

  • 静岡県立科学技術高等学校1年 植松 駿さん 指導: 杉山 諭 先生
  • 作品名:DPP 〜Disaster Portable Package〜
  • 寸評:タイヤのついた円形の台に、水、電気ヒーターコンロ、日用品、着替え、毛布などを引出付の箱で仕込み、台の上に、簡易テントとソーラーパネルを載せた案である。簡易テントは、提灯をイメージし、台から取り外して縦方向に蛇腹で伸ばすことができる。まさに今回の課題が求めたパッケージで、それが美しく整理整頓されて納められている。加えて、ペットボトルを詰めた箱を台の中央部に据えて、重心の安定を図るなど、移動のことも考えている。キャリーバックなどに詰めて持ち出す案は他にも多く寄せられたが、この作品は描写も丁寧な手書きで、わかりやすい説明書のように解説されており、傑出していた。


審査経緯:

今回のテーマは、2016年4月に熊本地震が発生し、長崎県内でも防災に対する意識が高まっていることから、「家庭における災害備蓄ポータブルパッケージ」を課題として設定しました。その結果、全国7校49名の応募をいただきました。ありがとうございました。
応募のあった作品を見ると、実際に自分が遭遇した地震経験を踏まえた実用性の高いものから、避難所における心の課題に焦点をあてたものなど、高校生らしい視点でテーマを解釈し、課題に取り組まれたことが伝わってきました。
審査は、建築学コースの教員・学生が1人10作品を選定して投票し、一定の得票数以上を審査通過作品としました。その中から入賞に相応しい候補作品を選定し、慎重な審査のもと、特に優れた1作品を最優秀賞、2作品を優秀賞としました。残る作品の中から入賞5作品を選びました(入賞は7作品を予定しましたが、2作品は該当なしとしました)。

 

2015年 第18回 全国高校生 設計アイデアコンテスト

テーマ:「大学のアンテナショップ」

結果発表


 

最優秀賞:

  • 長崎県立大村工業高等学校3年 大町 晃暉さん  指導:田島 由佳子 先生
  • 作品名:人+技術=繋がり
  • 寸評:「大学のアンテナショップ」を地域と交流する場として位置づけ、各学部の学科/コースのコーナーを迷路のようなボックスに納めている。各コーナーの機能がわかりやすく示してあり、模型の色合いと光の表現が絶妙である。

審査経緯:

今回のテーマを「アンテナショップ」としたため、応募者が少ないのではないかと心配していましたが、幸いにも8校70名の応募がありました。最近は街中に大学のサテライトを設置するケースもあり、予想に反して「アンテナショップ」のイメージが出来たのかもしれません。応募して頂いた作品を見てみると、高校生らしい自由な発想でテーマを解釈し、課題に取り組まれたことが伝わってきます。
審査は、建築学コースの教員・学生が1人10作品を選定して投票し、一定の得票数以上を第一次審査通過作品としました。その中から入賞に値する候補作品を選定し、慎重な審査の中から特に優れた1作品を最優秀賞、2作品を優秀賞としました。残る作品の中から入賞7作品を選びました。

 

2014年 第17回 全国高校生 設計アイデアコンテスト

テーマ:「学園祭の屋台」

結果発表


 

最優秀賞:

  • 三重県立津工業高等学校1年 岸田響太郎さん  指導:有馬智昭 先生
  • 作品名:坂にこそ屋台を Saka fes!!
  • 寸評:坂の多い本学の特徴をよく考慮した作品である。斜面に6角形の構造物を設置し、それを店舗にした点が面白い。また、コンパクトに収納出来るよう考慮している点も評価される。

審査経緯:

今回は「学園祭の屋台」というテーマで、本学の学園祭を盛り上げる提案をして頂こうというものでした。このテーマに対して、全国から7校35名の応募がありました。審査は、建築学コースの教員・学生(1年〜4年)が1人10作品を選定して投票し、一定の得票数以上を第一次審査通過作品としました。その中から入賞に値する候補作品を選定し、慎重な審査の中から特に優れた1作品を最優秀賞、2作品を優秀賞としました。残る作品の中から入賞7作品を選びました。
 

2013年 第16回 全国高校生 設計アイデアコンテスト

テーマ:「地域材で作る子供の遊び場」

結果発表


 

最優秀賞:

  • 三重県立津工業高等学校3年 松岡竜生さん  指導:有馬智昭 先生
  • 作品名:着物から遊び場へ
  • 寸評:遊び場の設定を、遊具を置いた従来の公園から原っぱに場所を定めた。素材的にも、竹と松坂木綿を使って自由な空間を作り出し、可変性を持たせていることが評価できる。プレゼンも明快である。

審査経緯:

今回のテーマ「地域材で作る子供の遊び場」に対して、全国から11校48名の高校生が応募して頂きました。審査は、建築学科教員・学生(1年〜4年)が一人10作品を選定して投票し、一定の得票数以上を第一次審査通過作品としました。その中から入賞に値する候補作品を選定し、それを第二次審査通過作品としました。 慎重な審査の中から、 特に優れた1作品を最優秀賞、1作品を優秀賞としました。残る作品の中から8作品を選び、入賞作品としました。
 

2012年 第15回 全国高校生 設計アイデアコンテスト

テーマ:「あなたの町に、ささやかな幸せを運ぶ移動式簡易構造物」

結果発表


 

最優秀賞:

  • 静岡県立科学技術高等学校 2年 森 亮太さん 指導:藤井 邦光 先生
  • 作品名:棚が運ぶ幸せ
  • 寸評:棚の組み合わせで、好きな場所に様々な形の「図書館」が出現する。組み立て方で椅子になったりテーブルになったりするのが魅力的。

審査経緯:

今回の「あなたの町に、ささやかな幸せを運ぶ移動式簡易構造物」というテーマに対して、全国から10校49人の高校生が応募して頂きました。
審査は、審査委員長の林一馬教授、建築学科教員、及び建築学科の学生が参加して、10月10日(水)に行われました。審査参加者が各自10作品を選んで投票し、49作品の中から「得票が5票以上で審査員が推薦する作品」を第一次審査通過作品として選びました。第一次審査を通過した中から第二次審査通過作品を選び入賞に値する作品を選考しました。慎重に審議を進めた結果、特に優れた1作品を最優秀賞、2作品を優秀賞として選考し、7作品を入賞としました。

 

2011年 第14回 全国高校生 設計アイデアコンテスト

テーマ:「災害被災地にほしい簡易構造物」

結果発表


 

最優秀賞:

  • 大分県立大分工業高等学校 2年 中野 勝大さん 指導:松田 司 先生
  • 作品名:『suspended curtain』 ~カーテンによる緩やかなプライベート空間~
  • 寸評:ありそうでなかったアイディアである。少し背高のスケールは異常であるが、体育館が避難所となるケースが多いことへの対応が、簡潔で美しく表現されている。

審査経緯:

今回のテーマは、「 災害被災地にほしい簡易構造物」でした。 今の災害被災地を想定したものでもよいし、これから起こるかもしれない災害に備えたものでもよく、構造物の素材は自由でした。また、どのような場(避難所内外・避難エリアの空き地・公園など)で、どのように活用されるかを想定することも求められていたため、やや難しい課題であったと思います。にもかかわらず、全国から10校 41作品の応募を頂きました。応募された生徒の皆様とご指導いただいた先生方に感謝申し上げます。
審査は、審査委員長の林一馬 教授、建築学科教員、および建築学科の学生達が参加して、10月11日(火)に行われました。審査参加者が各自10作品を選んで投票し、41作品の中から「得票が10票以上の作品と得票が5票以上で審査員が推薦する作品」を第一次審査通過作品として27作品選びました。また、教員による審議により、第一次審査通過作品の中から15作品を第二次通過作品として選びました。さらに、入賞に値する作品を選考するため慎重に審議を進めた結果、特に優れた1作品を最優秀賞、2作品を優秀賞として選考し、7作品を入賞としました。

 

2010年 第13回 全国高校生 設計アイデアコンテスト

テーマ:「学園祭の受付&メインゲート」

結果発表


 

最優秀賞:

  • 山梨県立甲府工業高等学校 3年 山口 千明さん 指導:櫻井 良明 先生
  • 作品名:5×COLOR BOX
  • 寸評:最もカラフルでプレゼンテーションが抜群だった。ゲートのパネルに構造的な不安定さを感じるが、実現すれば賑やかな空間になることを期待させる作品である。
 

審査経緯:

今回のテーマは、長崎総合科学大学の学園祭「造大祭」の時に大学正門に設ける「 学園祭の受付&メインゲート」でした。
これまでの「造大祭」では大学正門付近にテントを張り、受付・案内・警備(詰所)の拠点にしていましたが、今回は、そのテントに代わる「学園祭にふさわしいデザインと機能」を持った仮設的な構造物(雨天、夜間対応)をデザインして頂きました。その結果、全国から14校 49作品の応募を頂きました。応募された生徒の皆様とご指導いただいた先生方に感謝申し上げます。
審査は、審査委員長の林一馬 教授、建築学科教員、および建築学科の学生達が参加して、10月13日(水)に行われました。審査参加者が各自10作品を選んで投票し、49作品の中から「得票が10票以上の作品と得票が5票以上で審査員が推薦する作品」を第一次審査通過作品として35作品選びました。また、第一次審査通過作品の中から入賞に値する作品を選考するため慎重に審議を進めた結果、特に優れた1作品を最優秀賞、2作品を優秀賞として選考し、7作品を入賞としました。

 

2009年 第12回 全国高校生 設計アイデアコンテスト

テーマ:「ちょっと一息つけるスペース」

結果発表


 

最優秀賞:

  • 山梨県立甲府工業高等学校 3年 岩下 勇人 さん 指導:櫻井 良明 先生
  • 作品名:「輪話環和」 ~輪から話が生まれ環から和を生む~
  • 寸評:タイトルと造形がうまくマッチしている。敷地環境に合ったデザインであり、楽しそうな空間が演出されている。作者のアイデアが、図面上で的確に表現されている。
 
 

審査経緯:

今回のテーマは、長崎総合科学大学のグリーンヒルキャンパスに設ける「ちょっと一息つけるスペース」でした。なだらかな坂を上りきった場所に設定した敷地に、休憩所、学生の作品展示、学生向け情報の発信機能を兼ね備え、大学で開催する公開講座を地域住民に告知するなど、住民も参加できる様々なイベント情報を発信する場を考えて頂きました。その結果、全国から21校 85作品の応募を頂きました。応募された生徒の皆様とご指導いただいた先生方に感謝申し上げます。
審査は、審査委員長の林一馬 教授、建築学科教員、および建築学科の学生達が参加して、10月7日(水)に行われました。審査参加者が各自10作品を選んで投票し、85作品の中から 第一次審査通過作品として得票の多い46作品を選びました。また、第一次審査通過作品の中からさらに得票の多い作品と審査委員が特に推薦する作品の計27作品を第二次審査通過作品として選びました。さらに、最終選考として慎重に審議を進めた結果、第二次審査通過作品の中から特に優れた1作品を最優秀賞、2作品を優秀賞として選考し、7作品を入選としました。また、第二次審査通過作品の中から入選に今一歩及ばなかったけれども、特徴のある作品2点 を、主任特別賞として表彰することにしました。