研修旅行(工学フォーラム)
5月30日(金)、31日(土)の2日間の日程で、熊本の建築と町並みの見学に行ってきました。
30日は島原港からフェリーで熊本港に渡り、昼食後に八代市立博物館「未来の森ミュージアム」を見学しました。そして更に南下して「熊本県芦北青少年の家」を見学し、球磨川沿いの「球泉洞森林館」を見た後、人吉の「青井阿蘇神社」に到着しました。そこでは語り部・立石芳利さんの解説付きで見学しました。宿泊施設は青井阿蘇神社のすぐそばの「芳野旅館」(文化庁・登録文化財)に泊まりました。
31日は食後の8:30から、立石さんに人吉市内を案内して頂き、永国寺とその庭園(人吉の五庭園の一つ)、そして地酒の「繊月酒造」を見学し時間切れで「鍛冶屋町」には行けず、芳野旅館で待つ貸し切りバスに乗車しました。その後アートポリス建築の「熊本県立球磨工業高校管理棟」を見学し、高速道路で次の見学地である山鹿方面に向かいました。「きくすいの里」で食事をし山鹿市の「八千代座」と山鹿の町並みを散策して、木造新築の「山鹿温泉桜湯」で集合した後、最後の見学先「和水町立三加和小中学校」を見学しました。
八代グランドホテルで昼食
「芦北青少年の家」(エリア・ゼンゲルス&エリーニ・ジカンテス+鈴木了二+島村建築設計事務所1998年)
幣殿で建物内部の彫り物・彫刻について説明を受ける(幣殿の彫刻は春夏秋冬を表現しているとのこと)
宿泊先の芳野旅館(文化庁・登録文化財)
美人女将のあいさつ(女将によれば、この広間は上座下座が無い、両妻側に床棚の座敷飾りがある。部屋の意匠は水をテーマとしており、川舟や水車小屋の古材を随所に用いてある・・・等々)
腰壁には川舟の古材が用いてある
食事も豪華で、鮎の塩焼きと若鮎のてんぷら地元産黒豚など、心づくしのおもてなしでした。
食後は懇親会で夜更けまで盛上がりました。
女将さん、そして支配人ならびに従業員の皆さん、本当にお世話になりました。
客室について
一番客室(鶴の間)・・・人気の部屋
五番客室(司馬遼太郎が滞在した部屋)