「第3回九州町並みゼミ平戸大島神浦大会にて林教授基調講演(5/10)」



 5月9日、10日に、平戸市大島神浦(こうのうら)地区にて開催された第3回九州町並みゼミ平戸大島神浦大会にて、林教授が基調講演をしました。講演タイトルは「町並みとまちづくり」と題し、まちづくりの7ヶ条について話をしました。


 神浦地区は、江戸時代の捕鯨の港として知られ、今も200年、300年前の町屋が残ります。平成17年から町並み調査が行われ、昨年、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けました。(林教授は、調査委員会の委員長を務めました)

 全国で最短の選定でした。

 今後、住民、行政、専門家が力を合わせて、町並みの保存継承が進められます。


 今回の町並みゼミには、全国から町並みにたずさわる100名以上の人が集まり、大盛況でした。町歩きでは、地元中学生による町並み案内があり、夜は、大島の新鮮な魚貝でもてなされました。島から離れるフェリーを、島の人がいつまでも手を振って見送ってくれたのが忘れられません。各地の町並みの事例報告もあり、全体討論の司会は山田が務めました。

(報告:山田)