審査経緯

　 今回の「あなたの町に、ささやかな幸せを運ぶ移動式簡易構造物」というテーマに対して、全国から１０校４９人の高校生が応募して頂きました。

　審査は、審査委員長の林一馬教授、建築学科教員、及び建築学科の学生が参加して、10月10日（水）に行われました。審査参加者が各自10作品を選んで投票し、49作品の中から「得票が5票以上で審査員が推薦する作品」を第一次審査通過作品として選びました。第一次審査を通過した中から第二次審査通過作品を選び入賞に値する作品を選考しました。慎重に審議を進めた結果、特に優れた1作品を最優秀賞、2作品を優秀賞として選考し、７作品を入賞としました。

（募集要項）

審査の様子

審査結果

最優秀賞

静岡県立科学技術高等学校　2年　森　亮太さん　指導：藤井 邦光 先生

作品名：棚が運ぶ幸せ

寸評　： 棚の組み合わせで、好きな場所に様々な形の「図書館」が出現する。組み立て方で椅子になったりテーブルになったりするのが魅力的。

優秀賞

神奈川県立神奈川工業高等学校　3年　古川　亮 さん　指導：國島 かほり 先生

作品名： Message float

寸評　： 浮袋の居住空間は楽しそう。海に浮かべるという想定には少し無理があるが、プレゼンテーションにインパクトがあり多くの票を得た。

優秀賞

三重県立四日市工業高等学校　2年　山路 菜月 さん　指導：有馬 智昭 先生

作品名： 日陰のアーチ

寸評　：プレゼンテーションがきれい。ゲートの構造物も移動するが、その影が刻々移動することに着目したのは新鮮。

入賞

兵庫県立兵庫工業高等学校　3年　井上 真之介さん　指導：丸野 貴好 先生

作品名：四季の休憩所

寸評　：地味だが、表現が落ち着いていて大人っぽい作品。

入賞

山梨県立甲府工業高等学校　2年　新海 良平 さん　指導：岩田　楓 先生

作品名： Rool Cake

寸評　： レジャーシートの立体版、調理もできて楽しそう。

入賞

長崎県立長崎工業高等学校　3年　松尾 優希 さん　指導：福田　顕 先生

作品名： HAPPY♪BAG

寸評　：バッグで持ち運びができるアイデアが評価された。

入賞

三重県立四日市工業高等学校　1年　坂口 絢音 さん　指導：杉田 有紀 先生

作品名： デリCUBEライブラリー

寸評　： 移動図書館の新しい提案。

入賞

静岡県立科学技術高等学校　2年　山杢　光 さん　指導：藤井 邦光 先生

作品名： Natural ホッと　Water

寸評　： 足湯という普通移動しないものが移動し、太陽熱を利用している。

入賞

沖縄県立浦添工業高等学校　3年　古波倉 雅乃 さん　指導： 糸満 邦彦 先生，仲本 博貞 先生

作品名： 移動式カフェテリア

寸評　：空飛ぶシリーズの中では最も実現する可能性がある。

入賞

沖縄県立浦添工業高等学校　3年　稲富 美秀 さん　指導： 糸満 邦彦 先生，仲本 博貞 先生

作品名： にゃんとびっくり海の上の猫カフェ

寸評　： 動物愛好シリーズの中で表現力がすぐれていて多くの得票を得た。

二次審査を通過した作品