日時　平成２０年１２月１８日（木）　１４：００〜１７：００

会場　長崎県美術館　２階ホール

基調講演

　　「場を創る　−ランドスケープデザインの仕事」

　　　上山　良子　氏（ランドスケープアーキテクト・長岡造形大学学長）

パネルディスカッション

　　　「環境と建築をめぐって」

　　　　コーディネータ

　　　　　　林　一馬（本学学長）

　　　　パネラー

　　　　　　池田　武邦　氏（建築家、本学名誉教授）

　　　　　　上山　良子　氏（　前掲　）

　　　　　　繁宮　悠介　氏（本学人間環境学部環境文化学科講師、生物学）

　2008年12月18日（木）に，長崎県立美術館で平成２０年度長崎総合科学大学公開講演会「環境と建築を考える」が開催され，一般市民や学生などが参加して聴講しました．

　講演では、ランドスケープアーキテクトで長岡造形大学学長の上山良子先生が，「場を作る−ランドスケープデザインの仕事」と題して講演されました．

　まず、ランドスケープデザインをする上で大切にしている「土地の記憶」、「宇宙愛」、「バイオミミクリー」などについて説明されました。そして、「長崎水辺の森公園」や、「芝三丁目「芝さつまの道」」、「長岡平和の森公園」、「ヘルシンキのトゥーロンラッティ公園国際コンペ招待参加作品」など、多くの実例を紹介いただくとともに、それらのランドスケープデザインでは、何を大事にし、何を意図して設計したかなど、貴重なお話をしていただきました。

　パネルディスカッションでは，本学学長　林一馬がコーディネータを務め，「環境と建築をめぐって」と題して，建築家で本学名誉教授の池田武邦先生、上山良子先生，および本学人間環境学部学講師　繁宮悠介が活発な意見交換を行ないました．